勝率1%を馬鹿にする奴は1%に泣く(後編)
こんにちは!ユウです。
昨日の記事はしっかり見て頂けましたか?
今回の記事は前回の記事を見ていないと、
ついて来れないお話になりますので、
必ず前回の記事を見るようにしてくださいね!
※前回の記事はコチラから!
さて、今回は前回のロジックを少し別角度で見てみたいと思います。
前回は、ボラティリティに注目をしたのですが、
ボラティリティだけではなく時間別勝率にも注目します。
まずはボラティリティに注目をしますが、
一つ制御を追加して見てみることにします。
1分足100本の平均値が10Point以上
こちらの制御を追加してUSD/JPYを見てみましょう!
この制御、2020年まではかなり強い制御になっておりました。
今回は短期判定に絞って調査をします。
2021年
2022年
あれま。勝率は2022年の方が低下する結果に。
ただ、注目するところはそこではないですね。
2020年までは非常に強い制御だったけども、
2022年においては勝率が低下した原因はなにか?と考えると、
そもそもボラティリティが豊富な相場では有効ではない制御。
相場全体の平均値を知ると、その中でベストな平均値が存在し、
2022年においては10Point程度の制御だと有効ではないという事。
そもそもエントリー回数に注目をするとわかりやすくなりますね。
2021年と2022年のエントリー回数の差はなんと約7倍という結果。
つまり、エントリー回数が削れていないため全く無意味な制御になり、
2021年は相場全体の平均値が低いゆえに有効な制御になっているという事。
「ボラティリティがある相場は勝ちやすい」
これは確かにその通りではあるのですが、
1年という単位で見た時には”その相場”での適正なボラティリティがあり、
そのボラティリティの中で「異常なロウソク足」が出るから、反転する。
RSIなどのインジケーターはあくまで直近○本の中から、
高い、安いというものを定めるためボラティリティに左右されない。
直近のロウソク足のサイズから計算をするから
インジケーターを使用する「場面」がとっても重要になるのだ。
例えば、ロウソク足がずっと小さいままの相場で、
インジケーターを使ってもその小さい中RSIが計算をしてしまう。
そうなると、前回の記事のように、
2021年と2022年を比較した際の勝率はボラティリティが豊富な
2022年の方が勝率が高いという結果が生まれてしまうのだ。
逆を言えば、10Point以上という絶対値制御は、
ボラティリティが豊富な相場では全く無意味な制御になってしまう。
だから、そもそもボラティリティが豊富な相場では、
インジケーターの方が優位で「ロウソク足実体への制御」は
有効になりづらいという結果になりやすいという事になるわけだ。
だから、ボラティリティが豊富な相場でインジケーターを使う、
トレードロジックを使うと反応は出やすい傾向にあるということ。
つまり、トレードロジックはなんでもいいって事に繋がるわけです!
しかし、これはデータを採取していない場合の話。
”ボラティリティが豊富”の定義も曖昧だ。
データを採取していなければわからない事だからだ。
見た目や、肌感だけで「豊富」というのはあまりにも曖昧。
しかし、”適切なデータを採取していれば”、
その相場での適正な「ロウソク足の実体制御」が生まれてくるわけです。
そうなると、インジケーターなんて不必要になります。
その相場で適正なロウソク足サイズがあり、
不適正なロウソク足が出た時に反発をするという事がわかっているから。
これは、トレードで勝つのではなく相場で勝つという意味だ。
トレードロジックは適正な場所を見つけなくてはいけない。
相場に勝つというのは適正値を先に見つけて適切に対応することだ。
「相場に逆らわない」
というのが相場に勝つ鉄則であるという事。
前回からの話しを通してここまででだいぶ
「相場に勝つ」という意味が理解出来たのではないだろうか?
そして、更にここからもう一段階深掘りをしていきます。
相場で勝つと言うのはテクニカル的な側面もありますが、
ファンダメンタルズ分析の要素も必ず必要になります。
といっても、アナリスト程の分析をしろとか、
毎日経済を見て動向を追って判断しろとか、
そういった類のものではなく最低限の知識、知恵です。
またここもデータを用いて説明をしますね!
その前に、まず、相場の市場ごとの”仕掛け”について理解しましょう。
相場で儲けているのは我々個人トレーダーだけではなく、
機関投資家と呼ばれる金融のプロフェッショナルの人たちがいるわけです。
それぞれの時間で仕掛ける時間が違ったりしますね。
日本時間では、香港勢、シンガポール勢が10時付近から仕掛け、
ドル円の仲値が決まる9時55分に向けて様々な業種の方が売買を行います。
仲値は銀行や金融機関が公示する価格になります。
9時55分に決まって10時に開示されるので、旅行行く時も
テクニカル見てると少しだけドル円お得に変えたりする。
ロンドン勢は資本力が違うため、リテール(個人売買動向)を見て、
個人トレーダーを刈り取り、そのポジションから逆行させたり、
いわゆるパワープレイ型の取引をするのがロンドンの特徴。
ロンドン勢が赤字だったら無理にでも相場動かしてきたり、
儲かってる状況なら動かさなかったりと機関投資家の仕掛けタイミングも重要。
NYは、アメリカ勢も入ってきて、
個人トレーダー、機関投資家、政治関係など
全ての取引が含まれるから上下の運動量は豊富ですね。
相場という言葉一つにも様々な戦略や、様々な業種の方々が
為替の価格に敏感になってるわけですから、ロジック一つで、
勝てるような甘い場所ではないし、ロジックの知識ではなく、
相場の知識を持たなければ相場で勝つなんて不可能な事です。
これは投資に関わってる以上最低限知らないといけない知識です。
なので知らなかったら素人にもなってないと思ったほうがいいです。
で、
ここからが重要なお話になってくるのだけど、
トレードロジックを使ってる以上「ボラティリティ」が
キーワードになってくるのですが、市場参加者が多い方が
当然ながらボラティリティは豊富なのでBOで一番勝ちやすいのは
間違いなくNY時間が一番トレードロジックは勝率が高くなります。
昨日と同じ条件のバックテスト12年年分を見てみましょう。
ロンドン市場はエントリー回数が多いですが、勝率は低下しがち。
しかし、NYに関してはエントリー回数もそれなりにあって勝率も高い。
しかし、データを見てみると面白い事に、
2021年と2022年を比較すると面白い事に。
【ドルスト通貨ペア】
(2021年)
(2022年)
【クロス円通貨ペア】
(2021年)
(2022年)
【オセアニア通貨ペア】
(2021年)
(2022年)
負けている所は赤だからすぐに分かると思いますが、
ロンドン市場の勝率が高く、NY市場の勝率が劇的に低下している。
12年の結果から去年1年だけは外れてしまったのだ。
これには理由がある。
ロンドン勢が昨年のドル円の上昇トレンドに乗っていなかったためだ。
機関投資家のポジションは開示する義務があるため海外のサイトで
ポジションがどうかを見ることができるがロンドン勢は保有していなかったのだ。
だから、ロンドン市場で仕掛けることが出来ずに
NYタイムから動き始めるためNYがロンドン市場みたいな動きになってしまった。
これには大きな理由がある。
昨年はドル円の利上げの注目度が高く、ロンドン市場で仕掛けても、
NYタイムの指標注目度が高すぎてポジションを取ることがリスクだったのだ。
故に、ロンドン市場は日本時間、以前のNY時間に近い値動きになり、
ロンドン市場のレンジで大きく稼ぎ、NYの大型指標で大きく負けるという結果になった。
ほんの少しだけ相場を知るだけでこういった考察から
相場でのベストな戦い方が見えてくる。
こうやって見ると、理にかなってるだろうし、
そもそもロジックをひたすら見つけて商材を買い漁るより、
相場そのものを理解し、データを取得して戦うほうが効率的だと思わないかい?
データを取得する技術がなかったらGeNaに入れば
プログラミングを学びながらトレードを勉強できるし、
取得する技術は今更面倒って人は、
GeNaに入ればタイムリーにこういったデータを見れるし、
またデータを見てどうやって判断していくかも恐れる。
また、上手い人はこの相場をどのように見ているのか?
稼いでる人はこの相場に対してどんな意見があるのか?
も、GeNaで全部リアルタイムに聞けるってわけだ。
しかも、自動売買が勝手に月額費を払ってくれるぐらい稼いでくれる。
実質タダで全部学べて稼げちゃうって便利ですよね~笑
(宣伝がてら思いっきりふざけてみました笑)
まあ、半分ジョーク半分本当って感じだけど、
結論まとめると、トレードロジックが重要ではなく、
相場の本質を見抜いて適正数値を知り適切に対応する。
相場に逆らわず、ロジックの優位な場面を知り、
適切相場に対応していくって事がトレードにおいて重要だって事です。
勿論、昨日、今日と開示したデータは氷山の一角に過ぎなくて、
まだまだ取得するべきデータも大量にあれば、
そのデータからどのように分析して戦うべきか?というのも課題はある。
でも、今やるべきことは商材買ったり情報集めることじゃなくて、
指針が定まり頑張る方向が見えたのではないだろうか?
この記事であなたが一つの頑張るきっかけや、
今後稼ぐきっかけになってくれたら幸いです^^
では、本日は終了!
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タグ:テクニカル分析, バイナリーオプション, バックテスト, ロジック